R&D

共同研究・共同開発

共同研究・共同開発

医療現場での様々なニーズや、より良い治療実現のため、
医療従事者・研究者との共同研究・共同開発を積極的に行っています。

共同開発の事例(発売年降順)

  • 体幹トレーニング装置

    共同開発者

    金沢大学附属病院 整形外科 助教 加藤仁志(医師)

    製品名

    体幹トレーニング装置 RECORE (リコア)

    製品概要

    慢性腰痛症をはじめとする運動療法(体幹筋トレーニング)用機器。体幹に巻いたカフからの空気圧に対して押し返す力を発揮することで、体幹筋群のトレーニングを可能にする機器。発揮した力を数値化し、その力の経時変化を見ることも実現した。

    発売年

    2019年

    開発の背景

    慢性腰痛患者に対する運動療法は有効であるにもかかわらず十分普及しているとは言えず、特に高齢者に普及が進まない要因に、痛みや脊柱の変形・筋力の低下といった身体的な要素、効果の実感を得ることが難しい従来の運動プログラムの課題があった。
    共同開発者の取得した特許技術を活用し、
    ①痛みのある腰部に負担をかけずに端坐位でも実施できること、
    ②体力や筋力がない高齢者の方でも実施できること、
    ③体幹筋力を数値化できること、
    の3つのコンセプトを実現できる装置として開発。

    関連資料・文献

    北川亮ら「慢性腰痛に対する革新的な運動器具を用いた腰部体幹筋訓練の効果検証-前向き比較試験-」第27回腰痛学会
    加藤仁志ら「新しい運動器具を用いた腰部体幹筋力の測定とトレーニング」臨床スポーツ医学:Vol.36,No.1(2019-1)

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  • 股関節固定用装具

    共同開発者

    産業医科大学若松病院 診療教授・診療科長 内田宗志(医師)

    製品名

    SU Hip Brace(エスユー ヒップ ブレース)

    製品概要

    適切な動作制限による股関節のサポートと装着時の快適性の両立を目指した股関節装具

    発売年

    2019年

    開発の背景

    股関節鏡視下手術後は、縫縮した関節包と修復した関節唇を保護する目的で股関節装具を必要とするケースがある。しかしこれまでは海外製の製品が多く、日本人の体型に適合する製品が少なかった。日本人に適した設計とし、患者の体型に合わせて調整できる機能を設けることで、必要な固定力を備えながらも快適に装着できる股関節装具を目指した。

    関連資料・文献

    K Hirata, M Takahashi, A Hatakeyama, S Uchida:Effects of a novel hip brace after hip arthroscopy surgery for femoroacetabular impingement. 14th Annual Meeting of Japanese Society of Hip Arthroscopy. 37. 2018

    平田 海, 畠山昌久, 高橋 誠, 内田宗志:大腿骨寛骨臼インピンジメントに対する股関節鏡視下手術後に用いられる股装具の効果. 第35回日本義肢装具学会学術大会講演集. 133. 2019

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  • 肩関節手術後の安静固定装具

    共同開発者

    船橋整形外科病院 スポーツ医学・関節センター長 菅谷 啓之(医師)

    製品名

    Easysling イージースリング/肩関節装具 ES

    製品概要

    日常生活において軽度外転位を保持しつつ上肢の積極的な使用を促す簡易固定機構の肩関節装具

    発売年

    2017年

    開発の背景

    2014年に認可された「リバース型人工肩関節(RSA)」のメリットである、“痛みが少なく術後早期より安定が得られる”ことに着目し、積極的に上肢を使うことで早期回復を促すことを目的とした装具。
    ①外転位20~30度の確実な保持
    ②スリング着脱が容易で、日常動作・リハビリテーションが行える
    ③肩・頸の負担となり睡眠を妨げる肩スラップを取り除く、の3条件をコンセプトに開発。

    関連資料・文献

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  • 前十字靱帯再建術後のリハビリテーション用スパッツ

    共同開発者

    大阪電気通信大学
    医療福祉工学部 理学療法学科 教授 小柳 磨毅(理学療法士)

    製品名

    膝サポート用スパッツ neomotion ACL

    製品概要

    前十字靭帯損傷にともなう再建手術後の再損傷予防を目的とし、ジャンプ着地時の安全な着地姿勢を誘導する機能を有した機能性スパッツ。

    発売年

    2017年

    開発の背景

    前十字靭帯を損傷し靱帯再建術を受けても、初回受傷時の要因となった“危険な姿位・動作”が改善されずに、スポーツ復帰後に再受傷してしまう例が少なくない。術後のリハビリテーション段階からスポーツ復帰にいたる過程で受傷リスクとなる動作を改善し、より安全な動きを誘導・習得することを目的に開発。

    関連資料・文献

    K Mukai, M Koyanagi et al.:THE EFFECTS OF FUNCTIONAL GARMENT ON THE JUMP LANDING TASK. IOC World Conference on Prevention of Injury & Illness in Sport, Monaco 2014
    安達由紀、小柳磨毅、史野根生ほか:機能性ウエアが前十字靭帯再建術後患者の着地動作に与える影響.日本臨床スポーツ医学会誌.23.,No4:247,2015
    小柳磨毅、向井公一、史野根生ほか:着圧ウエアのACL損傷予防への応用.雑誌臨床スポーツ医学:Vol.34.No.4:380-385.2017

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  • 膝十字靱帯機能検査機器

    共同開発者

    行岡病院 スポーツ整形外科センター長 史野 根生(医師)

    製品名

    KS measure KSM-100

    製品概要

    十字靱帯機能不全による不安定性検査のスタンダード機が製造中止されたので、代替製品として開発。
    膝十字靱帯損傷時の膝関節不安定性を定量計測することで、損傷の有無をスクリーニングし、再建術後に獲得された安定性の評価を行う。

    発売年

    2012年

    開発の背景

    スタンダード機からのアップデートを目指して、操作性の向上、測定値のデジタル化、測定データの抽出簡便化などを行った。製品信頼性確認のための機能検証、スタンダード機との測定値比較評価などを行なった。

    関連資料・文献

    尾崎律郎、史野根生ほか:膝前方laxity計測:KS Measure vs. KT-1000 Knee Arthrometer.第5回日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会誌.161.2013

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  • 凍結肩・肩関節周囲炎用サポーター

    共同開発者

    城東整形外科 副院長 皆川 洋至(医師)

    製品名

    ファシリエイドサポーター 肩

    製品概要

    凍結肩・肩関節周囲炎をはじめとする肩関節の痛みに対し、関節の安定および保温を行う製品。
    薄くかさばりを抑えることで、日常活動中の着用から就寝時の関節保持まで利用可能。

    発売年

    2012年

    開発の背景

    凍結肩・肩関節周囲炎は長期間にわたり痛みに悩むことが多く、急性期では強い痛みにより睡眠が得られない患者も少なくない。肩関節を適度に圧迫することで安定させ痛みの要因となる不用意な動きを抑制するとともに、使い捨てカイロを収納できるポケットを備えることで関節周囲を冷刺激から保護することを狙った。
    着脱も肩関節に負担をかける動きを避け、体前面で行える設計。

    関連資料・文献

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  • 手関節腱修復後機能回復訓練装置(静脈還流補助)

    共同開発者

    名古屋大学 手の外科 教授 平田 仁(医師)

    製品名

    ハンドインキュベータ―

    製品概要

    手術後等の手部の浮腫を適度な圧を加えることで抑制し、早期リハビリテーションの実施を可能にする機器。

    発売年

    2011年

    開発の背景

    手関節の外科手術後に行う癒着防止のための早期運動療法において、浮腫による腱の摩擦・断裂のリスクを軽減する必要があった。
    共同開発者の取得した特許技術を活用し、手を挿入したチャンバー内に調整された空気圧をかけることで、浮腫を抑え運動療法を行える機器として開発。

    関連資料・文献

    山本美知郎、平田仁ほか:ハンドインキュベータによる疼痛管理.日整会誌(J. Jpn. Orthop. Assoc.)85(3)2011

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  • 成長期腰椎疲労骨折(分離症)用固定サポーター

    共同開発者

    西岡第一病院 スポーツ整形外科 部長 中野 和彦(医師)
    西岡第一病院 リハビリテーション部長 山本 泰雄(理学療法士)

    製品名

    マックスベルト S3

    製品概要

    成長期腰椎分離症などを対象として、腰椎の伸展の動きを制御しつつ、サポーター形状により着用時の快適性を高めた製品
    ステーを徒手的に曲げることによりフィット感を高められる

    発売年

    2009年

    開発の背景

    従来、成長期腰椎分離症治療においては、硬性装具の装着感の悪さから装着継続率が低いことが問題であったが、近年、軟性装具でも骨癒合が得られることが明らかとなった。
    胸郭から骨盤まで背面を広く固定する新しい形状によりダーメンや硬性コルセットに劣らない伸展制御効果と、装着感に優れた装具を開発

    関連資料・文献

    中野和彦、山下敏彦:腰椎分離症の装具療法 -各種コルセット間の伸展抑制効果の比較-. 別冊整形外科63:113-117, 2013.
    中野和彦、山本泰雄ほか:アスリートの腰痛に対する装具療法. 臨床スポーツ医学30:727-731, 2013.

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  • 外傷性肩関節脱臼予防装具

    共同開発者

    城東整形外科 副院長 皆川 洋至(医師)

    製品名

    ショルダーLAサポーター / 肩関節用サポーターLA

    製品概要

    スポーツを主とした外傷性肩関節脱臼後の再脱臼を防ぐため、肩関節外転の動きを制限する機能を備えた製品。屈曲・伸展の動きを一定量許容することでプレーへの影響を極力抑えるとともに、早期安静保持のための前腕を懸垂するパーツを備える設計。

    発売年

    2008年

    開発の背景

    外傷性肩関節脱臼による靱帯損傷の治療では手術・保存いずれの療法においても長期の安静期間(運動休止)が必要となるが、事情により安静期間を待たずにスポーツ競技の継続を選択するケースも少なくない。
    そのような場合に脱臼のリスクとなる肩関節外転の動きを制限することにより、再脱臼のリスクを少しでも下げることを狙って開発。

    関連資料・文献

    皆川洋至、池上慶篤:スポーツ選手への脱臼予防装具.雑誌整形災害外科51:1159-1164,2008
    皆川洋至、池上慶篤:手術できない外傷性肩関節脱臼に対する脱臼予防装具の有用性.雑誌臨床整形外科43巻11号・2008年11月

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  • 靱帯再建術後軽度屈曲位固定装具

    共同開発者

    行岡病院 スポーツ整形外科センター長 史野 根生(医師)
    大阪府立大学 総合リハビリテーション系 教授 堀部 秀二(医師)

    製品名

    ニースプリント軽度屈曲タイプ

    製品概要

    膝関節靱帯再建術後に使用される伸展位―軽度屈曲位での固定用装具。
    着用による神経への圧迫を回避する構造を備える。

    発売年

    2007年

    開発の背景

    前十字靭帯再建術後には、再建靱帯への過度な張力負荷を避けるため、膝関節軽度屈曲位での固定が求められる。また、後十字靭帯再建術後には膝関節伸展位での固定が求められる。
    従来品は、術後速やかな着用が難しく、支柱の入れ替えにより伸展位固定への切替が出来なかった。

    関連資料・文献

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