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ニュースリリース

手・指用副木「ヘバーデンリング」を販売開始します

手・指用副木「ヘバーデンリング」の製造販売業務を、株式会社能作より引き継ぎ、2023年10月2日より販売開始いたします。

■製品特徴と発売の背景
ヘバーデンリング(装着)「ヘバーデンリング」は、手指の第一関節に装着して固定する錫製のリングです。錫の「やわらかく曲げられる」という特性を生かして、リングを簡単に開閉でき、ストレスなく着脱できるようデザインされており、指の形に合わせて適宜調整することが可能です。また、女性が使用することも想定して、アクセサリー感覚で装着できるデザインを採用するなど工夫を凝らしました。
「ヘバーデンリング」は1916年創業の株式会社能作が医師と共同開発し、2018年1月に発売した製品です。株式会社能作は高岡銅器の伝統技術を活かした鋳物メーカーとして、錫や真鍮などを使った幅広い分野の製品を展開しており、その技術は国内外から高く評価されています。2023年1月20日をもって「ヘバーデンリング」の販売を中止しておりましたが、販売再開を望む声が高く、この度日本シグマックス株式会社が医療機器としての製造販売を引き継ぐ形で、販売再開することと相成りました。
なお、「ヘバーデンリング」について、株式会社能作は部材供給業者としての立場より、その高い技術を活かして引き続き製造にかかわってまいります。

■製品情報
・販売名: ヘバーデンリング
・一般的名称:手・指用副木(JMDNコード: 16210000)
・医療機器分類:一般医療機器
・医療機器届出番号:13B2X00187000020
・発売日:2023年10月2日(月)出荷開始
・サイズ構成: 3S・SS・S・M・L 全5サイズ
・メーカー希望小売価格:3,600円(税別)
・1箱入数:1個

■株式会社能作について
本社所在地:富山県高岡市オフィスパーク8‐1
創業:1916年
代表者:代表取締役会長 能作 克治 / 代表取締役社長 能作 千春
事業内容: ●錫100%製テーブルウェア、インテリア用品、仏具、茶道具、花器、その他鋳物全般の製造・販売 ●産業観光事業 ●錫婚式事業
URL:https://www.nousaku.co.jp

1916年、能作は富山県高岡の地で創業し、仏具や茶道具、花器などの鋳物の製造を開始しました。2003年には世界初「錫100%」の鋳物製造を開始し、錫100%製のテーブルウェアを中心に、国の伝統的工芸品に指定される「高岡銅器」の魅力を伝え続けています。また、伝統技術や文化、職人の精神を広く知っていただく産業観光事業に取り組んでいるほか、主力商品の錫にちなんで2019年より錫婚式事業を開始しました。現在では、錫婚式文化を広めるため、全国の式場やホテルと連携し、富山県以外での錫婚式もプロデュースしています。

詳細な製品情報につきましてはメディカルサイト(医療従事者専用)を参照ください。

プレスリリース(PDF)